導入前のお困りごと
以前のシステムはクラウド型ではなかったため、事務所から車両の正確な現在地をリアルタイムで把握することができず、荷主様からの問い合わせにも「おそらくこの辺りです」といった曖昧な回答しかできませんでした。
また、最大の課題はドライブレコーダーがSDカード式だった点です。映像を確認するには車両が帰着するのを待つしかなく、万が一の事故やトラブル発生時に迅速な初動対応が取れないもどかしさがありました。加えて、頻繁な抜き差しによるSDカードの物理的な劣化・破損も激しく、予備カードの購入や交換作業が管理側の大きな負担となっていました。運行日報の出力もカード経由だったため、ドライバーが帰社後に必ず事務所に立ち寄り、カードを抜き差しする手間が発生していたのも非効率でした。
導入してよかった点
全車両の位置情報がパソコン画面上でリアルタイムに同期されるようになり、ドライバーが不慣れな道で迷った際も、事務所側で周辺地図を見ながら的確なルート指示を出せるようになりました。
ドライブレコーダー映像もクラウド経由で即座に確認可能です。事故や急ブレーキが発生した際、現場の状況をデスクにいながら即座に把握できるため、現場対応のスピードが劇的に向上しました。また、SDカードを物理的に管理・交換する運用から解放され、消耗品コストの削減と管理工数の大幅な削減に成功。ドライバーも帰着後にカードを抜く手間がなくなり、スムーズに業務を終了できるようになっています。

特に使っている機能・今後期待すること
「リアルタイムアラート」を主軸に運用しています。急減速などが発生した際、即座に状況を把握できるため、記憶が鮮明なうちに具体的な指導を行えるようになりました。正確な位置情報による店着・帰社時間の予測は、配車計画の最適化に貢献しています。
また「運転ランキング」等の社内掲示は、エコドライブの文化醸成や、正当な人事評価の指標として有効に機能しています。
今後の進化としては、運行日報の視認性向上やボタン操作の自動化など、現場の負担をさらに軽減するユーザビリティの向上を期待しています。
